サクランボの防寒、プチプチで巻く

2019年12月9日月曜日

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農家がサクランボを育て始めました。
山形の名産「佐藤錦」です。
2019年の6月に植えて、今は雪降る12月です。
雪もちらついて白い季節になりました。
さて、サクランボって実は植えた時って結構枯れやすいんです。
まだ赤ちゃんです。結構弱いみたいです
なので、雪が降ってしまうと寒さに負けて枯れてしまうことがあるんです。 
今日はその対策をしてきました。
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「笑ってるけど、実は結構寒い」




防寒対策、プチプチロール

やり方としては、積もった雪がサクランボの木にくっついてしまわないようにプチプチなどで巻く作業です。 
やったことは
プチプチロールを60センチくらいに切る
木の下の方2重に巻いてガムテープで止める。
これで防寒対策してきました。 
実際にやってみて、こんな感じになりました
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「でも・・・なかなか薄着では・・・?」
本質的には雪が木にくっつかないことを目標なので、いいみたいです。

サクランボってキメラって知ってた?

ちなみにですが、サクランボは実はキメラなんです。
キメラって神話のライオンの尻尾が蛇のやつです。 
佐藤錦は、コルトと呼ばれる品種を切ってその上にくっつけて育てています。
なぜそんなことをするかというと、寒さに強くするためです。

2種類の台木

国内では二種類の台木があります。
アオバザクラ、コルト
この二つを比較して何が違うかというと 
アオバザクラ:寒さに弱い、丈夫じゃない
コルト:寒さに強い、丈夫、成長しすぎるので作業しにくい。 
私が育てているサクランボではコルトなので、寒さに強いってことですね。
コルトが台木で根っこの部分で、佐藤錦が上の木の部分です。
山形の南陽市は普通に腰の位置まで雪が積もるので、寒さに強くないとダメですね。
「二種類でサクランボができてたなんて知らなかった。。。」

まとめ

サクランボが赤ちゃんのうちは、寒さに負ける











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